2018年3月4日日曜日

シークレット・エージェント(Secret Agent)

頑張れ!エージェント

シークレット・エージェントは、デビット・パーレットが創作したトリックテイキングゲームです。
4人個人戦になります。
通常のトランプよりジョーカーを除いた52枚を使います。
強さは
A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
別途各スート1枚ずつ計4枚用意します。上記のトランプとは見分けやすいトランプを使うことをお勧めします。
この4枚をエージェントカードと呼びます。
このゲームは時計回りに進行します。



ディール

じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
以降時計回りに持ち回りでディーラーを交代します。
各プレイヤーのにカードを1枚ずう、裏向きのまま配ります。
各プレイヤーの手札は13枚です。配り残りはありません。
その後手札とは別に、エージェントカードを各プレイヤーに1枚ずつ裏向きのまま配ります。
配られた手札とエージェントカードは、自分のだけを見ることができます。
エージェントカードは、手札とは別に裏向きのまま脇に置きます。
裏向きになった自分のエージェントカードは、いつでも見れます。

切り札決め

ディラーの左隣のプレイヤーから順に、切り札にしたくないスートを1つだけ宣言します。すでに宣言されたスートを指定することはできません。
例えば最初のプレイヤーが♠、2番目のプレイヤーがを宣言した場合、次のプレイヤーがは、か♣のどちらかを宣言しなければなりません。
最後のプレイヤーは、残ったスートを切り札にするか。ノートランプ(切り札なし)にするかを選びます。


プレイ

ディラーの左隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
プレイはマストフォローのトリックテイキングになります。
つまり:
1)リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。複数ある場合は、任意の1枚を出します。
2)ない場合は、切り札を含め何を出してもかまいません。
切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ていない場合は、リードで出されたスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
全員の手札がなくなったら、1ディール終了です。



得点

1トリック1点として計算します。これが各プレイヤーの基礎点になります。
もし1トリックも取らなかった場合は、基礎点は10点になります。
各プレイヤーは、エージェントカードを公開します。
最終的な得点は、エージェントカードで指定された相手の基礎点と自分の基礎点をかけた点数になります。
エージェントカードの指定は以下の通りになります。

  • :左隣のプレイヤー
  • :右隣のプレイヤー
  • ♣:対面のプレイヤー
  • ♠:自分自身
例えば相手が4トリック、自分が5トリックだった場合:4x5=20点になります。
もし相手が0トリック、自分が6トリックだった場合は、10x6=60点になります。
全トリックを取り、エージェントカードが♠だった場合は、169点になります。
それ以外のプレイヤーは130点、100点のいずれかになります。


ゲームの終了

4ディール行い、最も得点が高いプレイヤーの勝利になります。
もし同点だった場合は、追加で数ディール行うか、引き分けにします。



遊んでみましたが、なかなか面白かったです。
自分はトリック数を取っても、エージェントで指定された相手が少ないトリック数だと点数が伸びません。
そのため、わざと取らないプレーをしてしまいがちになります。
しかしわりと裏目に出るものです。
少し得点が大雑把かなと感じましたが、ルールも比較的シンプルですし、遊びやすいゲームだと思います。

参考URL



2018年1月28日日曜日

クイーンズダンジョン(Queen's Dungeon)

クイーンズダンジョンはKen Blosser氏がPAGATに寄稿したトリックテイキングゲームになります。
PAGATでは5人以上で遊ぶバリエーションが紹介されていますが、3,4人が推奨のゲームですので、3,4人のルールを紹介します。
このゲームでは通常のトランプよりジョーカーを除いた52枚を使います。
3人で遊ぶときはいずれかのスートの2を1枚除いた、51枚を使います。
除くスートはなんでもかまいません。
各スートの強さは:Q>A>K>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
このゲームは時計回りに進行します。
ゲームの目的:500点以上先取

ディール

カードを1枚ずつ引き、一番高いカードを引いたプレイヤーが最初のディーラーになります。同じ強さのカード引いたプレイヤーがいる場合は、決着が付くまで引き直しします。
以降ディーラーは時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーはカードを配る前に切り札を決めます。切り札なしにすることはできません。
ディーラーは各プレイヤーに各プレイヤーにカードを配ります。
カードは配りきりです。配り残りのカードはありません。
4人の場合は、各プレイヤーの手札は13枚、3人の場合は各プレイヤーの手札が17枚になります。

プレイ

リードプレイヤーが手札から1枚出し、通常にプレイした場合は、以降以下のルールに従いプレイします。
1)リードで出されたスートがある場合は、必ずフォローします。複数ある場合は、任意の1枚を出します。
2)ない場合は、切り札スートを必ず出します。切り札スートが複数ある場合は、任意の1枚を出します。
3)リードされたスート、切り札スートもない場合は、何を出してもかまいません。
切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ていない場合は、リードで出されたスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
例外としてQは、他のスートがリードされた場合でも出すことができます。
手札にQがあり、リードされたスートがそのQ1枚だけで他にQがない場合は、Qを出さなければなりません。
同じトリックにQが2枚プレイされた場合、ディラーは切り札を変えなくてはなりません。
次のトリック以降、ディラーの指定した切り札になります。
取ったカードは裏向きにして自分の脇に置きます。

得点の変化

・ダンジョン行き
同じトリックにQが3枚プレイされた場合は、そのトリックに勝ったプレーヤーは、前のディールまで最も合計点の低いプレイヤーの点数になるか、または100点減点します。

・ダンジョンの鍵をなくす
同じトリックにQが4枚プレイされた場合は、そのトリックに勝ったプレーヤーは、合計点を0点にするか、または250点減点します。
上記の得点の変化は、トリック終了直後に行います。得点の変化はそのトリックに勝ったプレーヤーが自分に有利な方を選びます。

得点

各プレイヤーの得点は以下の点数の合計点になります。
  • 1トリックにつき10点
  • 取ったQ1枚につき25点
4人の場合、ディラーは5トリック以上取らなければ-50点になり上記の点数が取れません。3人の場合は。7トリック以上になります。
4人の場合、ディラーが5トリック以上取れれば、上記の合計点に50点を加算します。3人の場合は7トリック以上になります。
また1トリックにQ3枚、Q4枚取った場合は、上記の点数は取れません。

ゲームの終了

ディール終了後いずれかのプレイヤーの合計点が500点以上になればゲーム終了です。
最も合計点の高いプレイヤーの勝利になります。



変わった名前のゲームですが、至って普通のトリックテイキングゲームだと思います。
機会があれば遊んでみようと思います。

参考サイト

2018年1月21日日曜日

クロッパー(Kloepper)

クロッパーは、アメリカイリノイ州コロンビア市でプレイされているトリックテイキングゲームです。
4人用のゲームです。
通常のトランプよりジョーカー、各スートの2~8を除いた24枚を使います。
このゲームは時計回りに進行します。
ゲームの目的:30ポイント以上先取
カードの強さ:
切り札:Q>Q>♣J>J>J>J>A>10>K>Q>9
上記カードは切り札スートという、第5のスートとして扱います。
切り札以外:A>K>Q>J>10>9

カードの得点

各カードの得点は下記表の通りです。

ディール

じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
以降時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーは各プレイヤーに3枚ずつ2回配ります。
各プレイヤーの手札は6枚になります。

パートナー

♣Qを持っているプレイヤーと♠Qを持っているプレイヤーがパートナーになります。
以降このチームを「♣Q♠Qチーム」と呼びます。
ただし誰がパートナーかは、そのカードが出るまで非公開にします。
1人のプレイヤーが♣Qと♠Qを持っていた場合は、切り札であるA以外のAを1つ指定します。例えば♠Aと指定すれば、♠Aを持っているプレイヤーがパートナーになります。
このときも、そのカードが出るまで誰がパートナーであるかは非公開にします。
Aを指定せずにパートナーなしでプレイすることもできます。
このときは何も宣言せずにプレイを始めます。

プレイ

ゲームはマストフォローのトリックテイキングゲームになります。
リードプレイヤーは手札から任意の1枚表向きに場に出します。
以降時計回りに1枚ずつプレイします。
リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。
ない場合に限り、何を出してもかまいません。
♣Q,♠Qなどは切り札スートとして、別のスートに属します
切り札が出された場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーがトリックをとります。
切り札がでなかった場合、リードで出されたスートのうち、一番強いカードを出したプレイヤーがトリックをとります。
トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。

得点

「♣Q♠Qチーム」と、持っていない「相手チーム」ごとに取ったカードの得点を集計します。
♣Qと♠Qを両方持っているプレイヤーがパートナーを指名した場合は、
そのパートナーと「♣Q♠Qチーム」を組んだことになります。
下記表に従って、それぞれポイントを獲得します。
例えば、「♣Q♠Qチーム」が70点獲得した場合:
「♣Q♠Qチーム」はそれぞれ2ポイント獲得、相手チームは0ポイント獲得
となります。

もし♣Qと♠Qを両方持っているプレイヤーがパートナーを指名しなかった場合は、下記表に沿ってそれぞれポイントを獲得します。

ノック

第2トリックのリード前であればいつでも、「♣Q♠Qチーム」のどちらでも、テーブルを叩くことで全トリック取る宣言をすることができます。
この宣言を「ノック」と呼びます。
宣言通り「♣Q♠Qチーム」が全トリックを取った場合、「♣Q♠Qチーム」は、12ポイント獲得します。
失敗した場合は「♣Q♠Qチーム」は0ポイントです。相手チームの獲得ポイントは6ポイントのままです。
また「ノック」宣言の後、相手チームは誰でもノックを仕返す「ノックオフ」宣言をすることができます。
もし「ノックオフ」宣言をし、相手チームが全トリック取ると、相手チームは24ポイント獲得します。逆に失敗すると、「♣Q♠Qチーム」が24ポイント獲得します。
単独プレイ時のノック
単独プレイ時も第2トリックのリード前であれば、いつでも「ノック」することができます。
単独プレイで成功した場合は、そのプレイヤーは30ポイント獲得します。
失敗すると相手チームの各プレイヤーが30ポイント獲得します。


ゲーム終了

プレイ終了後、いずれかのプレイヤーが累計30ポイント以上獲得していたら、ゲーム終了です。
最も多くポイントを獲得したプレイヤーの勝利となります。

切り札の順番がかなり複雑ですので、慣れるのに時間がかかりそうですが、面白そうなゲームです。
ドッペルコップを遊び慣れた人ならすんなり入れると思います。
アメリカではクロッパーの大会も開催されているようです。

参考サイト

ゲームファーム
Official World Championship Rules of Kloepper(archive)
Kloepper: Playing cards the Monroe County way
Monroe County Independent



2018年1月14日日曜日

アスコット(ASCOT)

アスコットは2人用のトリックテイキングゲームです。
ジャーマンホイストのバリエーションゲームになります。
このゲームでは4枚のAを馬に見立て、さながら馬のレースを行います。
一方のプレイヤーが黒色のスート(♠♣)、もう一方のプレイヤーが赤色のスート(♥♦)を受け持ちます。
ゲームの目的は、自分の受け持つ馬が相手より進んでいることです。
通常のトランプよりジョーカーとAを除きます。
カードの強さは
K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
切り札はありません。
Aは写真のように横に一列に並べます。

ジャンケンなど適当な方法でディーラーを決めます。
ディラーは残りの48枚はよくシャッフルし、12枚ずつ配ります。
残った24枚は裏向きのまま山札にします。
山札の一番上のカードだけ表向きにします。

プレイ

ディラーではないプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
ゲームはマストフォローのトリックテイキングゲームになります。
リードプレイヤーは手札から任意の1枚表向きに場に出します。
以降時計回りに1枚ずつプレイします。
リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。
ない場合に限り、何を出してもかまいません。
リードで出されたスートのうち、一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーは表向きのカード1枚手札に加えます。
勝ったプレイヤーがカードを取った後、負けたプレイヤーは山札の一番上のカードを手札に加えます。
お互いがカードを取った後に山札の一番上のカードを表向きにします。
さらにその後、以下のルールに従って4枚のAが進むかどうかを判定します。

  • リードプレイヤーが勝った場合、リードで出したスートをカードの半分だけ勧めます。
  • リードプレイヤーが負けた場合はどのAも進みません。
例えばリードプレイヤーが♣を出し、勝った場合は写真のように♣Aがカードの半分だけ進みます。
たとえ進ませたくない色のAであっても、必ず進ませなければなりません。
山札がなくなるまで手札の補充を行います。
山札がなくなったら手札だけでプレイします。
山札がなくなっても、上記のルールに従いAを勧めます。

ゲームの終了

山札がなくなり、お互いの手札がなくなったらゲーム終了です。
自分の受け持ったAが相手より進んでいれば勝利です。
各Aは最大で6回進みます。

バリエーションゲーム

切り札
本来のジャーマンホイストと同様に、最初に山札から表向きにしたスートを切り札にします。
(アスコットのルール上には明記されていません。ジャーマンホイストと同じと推察します)
ハンディーキャップ
初心者とプレイする場合は、ハンディーキャップを採用することができます。
初心者が受け持つ色のAのどちらか1枚(または2枚とも)カード1枚分進ませます。
マラソンモード
1ゲーム終了後、Aを初期の位置に戻してゲームを繰り返します。
予めゲーム数を決めておくことをお勧めします。
ベッド
このゲームを始める前にお互い所有チップ数を決めておきます。
最初の手札が配られた後、それぞれの馬に対しチップをベッドすることができます。
相手の受け持つ馬に対してもベッドすることができます。この馬を受け持つプレイヤーはそれを断ることができません、
ベッドに勝った時チップを銀行から得るのか、または相手から取るのかは明記されていません。
このバリエーションを採用する前に、事前に決めておきましょう。

ジャーマンホイストと違い、うかつに勝つと相手の馬を進めてしまうことになります。
機会があれば遊んでみたいと思います。

参考サイト

2018年1月7日日曜日

キング・オブ・ザ・ヒル(King of the Hill)

キング・オブ・ザ・ヒルは、5人用のトリックテイキングゲームです。
80点というトリックテイキングゲームのバリエーションゲームになります。
Alex Jiang氏がPerl言語で開発しました。
このゲームでは、通常のトランプに2枚のジョーカーを加えた54枚のトランプ2セットを使います。
ジョーカー2枚の区別がつきやすいトランプを使うことをお勧めします。
ここでは便宜上「赤ジョーカー」と「黒ジョーカー」と表現しますが、見分けがつくのであれば何色でもかまいません。
このゲームは反時計回りに進行します。
原サイトで説明が過不足なところは、80点のルールを参考に補填しました。
カードの強さは:
A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
このゲームでは切り札ランクと切り札スートがあります。
ゲームの目的:ランクAにたどり着くこと
このゲームでは「王様」チーム2人と「挑戦者」チーム3人に分かれてプレイします。
このゲームは個人戦になります。

ゲームの準備

以下のスコア表のように、紙に左上をスタート地点「2」,3,4・・・10,J,K,Aを記載します。

ゲームを短縮して遊びたい場合は、ランクをスキップしたり、はじめのランクを大きく設定してください。
スタート地点に、各プレイヤーの駒またはチップを「2」に置きます。
プレイ開始前にじゃんけんなど適当な方法で最初のディーラーを決めます。
ディラーの右隣が最初の「王様」になります。

カードの得点

各カードの得点は下記表のとおりです。








合計で200点になります。

カードの強さ

カードの強さは以下の通りです。一番上が強く、下に行くほど弱くなります。
  1. 赤ジョーカー
  2. 黒ジョーカー
  3. 切り札スートでかつ切り札ランクのカード
  4. 切り札ランク
  5. 切り札スート。スートの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2です。
  6. 切り札ランク、切り札スート以外のカード。カードの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2です。
「王様」のチップ(または駒)が置いてあるランクが切り札ランクになります。
通常では最初の開始地点のランク「2」が切り札ランクになります。
赤ジョーカー、黒ジョーカー、切り札ランクは切り札スートに属します。

    ディール

    ディラーは、ジョーカー2枚を含めたトランプ2組108枚を全てシャッフルします。
    ディラーは裏向きのまま、反時計回りに各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
    各プレイヤーは配られた時点でカードを見て、もし切り札ランクのカードが配られたら、表向きして公開し、そのスートを切り札スートにすることができます。
    切り札ランクが配られて、公開するかしないかは自由です。
    例えば2が配られたて公開した場合は、が切り札スートになります。
    切り札スートが宣言された時、他のプレイヤーで切り札ランクと同じランクでかつ、同じスートの2枚を持っていた場合、それを公開し切り札スートを上書きすることができます。
    そのときの切り札スートは公開した2枚のスートが切り札になります。
    例えばが切り札スートになった時、♣2の2枚を手札から公開した場合は、♣が切り札になります。
    同じ切り札ランクであっても、異なるスート2枚では切り札を上書きすることはできません。
    各プレイヤーの手札が20枚になるまで配られます。残った8枚は裏向きのまま場の中央に置きます。
    希なケースですが、切り札スートが一度も宣言されることなく、手札20枚配られた場合は、「王様」が自由に切り札スートを決めることができます。このときノートランプにすることもできます。
    このとき他のプレイヤーは、同じ切り札ランクでかつ同じスート2枚を持っていたとしても、切り札の上書きすることはできません。
    ノートランプにした場合のカード強さは:
    1. 赤ジョーカー
    2. 黒ジョーカー
    3. 切り札ランク
    4. 切り札ランク以外のカード。カードの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2です。
    になります。
    上記は別のスート扱い「第5のスート」になります。
    パートナー決め
    カードを20枚配り終わった後、「王様」は場の中央の8枚を手札に加え、交換することができます。交換した後、8枚を裏向きのまま場に置きます。
    勿論手札に加えた8枚をそのまま場に置いてもかまいません。
    手札を交換した後、「王様」は切り札ランクでもなく、切り札スートでもないスートとランクを指定します。
    「王様」が指定したスートとランクを持っているプレイヤーが「王様」のパートナーになります。
    もし指定したスートとランクを2人持っていた場合は、反時計回りで「王様」に一番近いプレイヤーがパートナーになります。
    (※2人いたときのケースはルール上明記されていません)
    パートナーになった2人は向かい合わせになるように席替えします。

    プレイ

    「王様」が最初のリードプレイヤーになります。
    「王様」は手札から任意のカード1枚、または同じスートで同じランクの2枚を出すことができます。
    ジョーカー2枚を出す場合は、同じ色のジョーカー2枚を出します。
    1枚で出した場合は、以下のルールで反時計回りにプレイします。
    リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。
    ない場合に限り、何を出してもかまいません。
    切り札スートが出された場合は、切り札スートに属するカードのうち、いずれか1枚を出します。
    切り札がでなかった場合、リードで出されたスートのうち、一番強いカードを出したプレイヤーがトリックに勝ちます。
    切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーがトリックに勝ちます。
    同じカードが出た場合は、先出し勝ちになります。

    2枚出した場合は、以下のルールでプレイします。
    リードで出されたスート2枚がある場合は、必ずそのスート2枚を出します。
    ない場合は、任意の2枚を出します。
    切り札を出すときは、同じカード2枚を出さないと切り札扱いになりません。
    切り札がでなかった場合、リードで出されたスートのうち、一番強いカードを出したプレイヤーがトリックに勝ちます。
    切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーがトリックに勝ちます。

    トリックに勝ったプレイヤーは、場に出たカードを自分の脇に置きます。
    トリックに勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。

    得点集計

    最後のトリックを「挑戦者」チームが取った場合は、場の8枚のカードの得点を2倍にします。
    「王様」チームが最後のトリックを取った場合は、場の8枚のカードの点数がそのまま点数になります。
    「王様」チーム、「挑戦者」チームそろぞれ取ったカードの得点を集計します。

    • 「挑戦者」チームの合計点が40点以上80点未満:「王様」チームのチップ(駒)を1マス勧める。次のラウンドでは、「王様」のパートナが「王様」になります。
    • 「挑戦者」チームの合計点が1点以上40点未満:「王様」チームのチップ(駒)を2マス勧める。次のラウンドでは、「王様」のパートナが「王様」になります。
    • 「挑戦者」チームの合計点が0点:「王様」チームのチップ(駒)を3マス勧める。次のラウンドでは、「王様」のパートナが「王様」になります。
    • 「挑戦者」チームの合計点が80点以上120点未満:次のラウンドでは、「王様」の右隣のプレイヤーが「王様」になります。全員駒は動かしません。
    • 「挑戦者」チームの合計点が120点以上160点未満:「挑戦者」チームのチップ(駒)を1マス勧める。次のラウンドでは、「王様」の右隣のプレイヤーが「王様」になります。
    • 「挑戦者」チームの合計点が160点以上200点未満:「挑戦者」チームのチップ(駒)を2マス勧める。次のラウンドでは、「王様」の右隣のプレイヤーが「王様」になります。
    • 「挑戦者」チームの合計点が200点以上:「挑戦者」チームのチップ(駒)を3マス勧める。次のラウンドでは、「王様」の右隣のプレイヤーが「王様」になります。

    ゲーム終了

    ラウンド終了後いずれかのプレイヤーが「A」にたどり着いたらゲーム終了です。
    「A」にたどり着いたプレイヤーの勝利です。
    もし複数「A」に着いたら、サドンデスを行います。


    「80点」より簡素なルールになっています。
    トランプ2組使うので、あまり遊ぶ機会がなさそうなゲームですが、どこかでプレイできれば遊んでみたいと思います。

    参考サイト

    2017年12月24日日曜日

    ブロット・コントレ(Belote contrée)

    シャッフル禁止のトリックテイキングゲーム

    「ブロット・コントレ」は、フランスでよく遊ばれている「ブロット」の一種です。
    4人のペア戦になります。
    通常のトランプよりジョーカー、各スートの2~6を除きます。
    使うカードは全部で32枚です。
    このゲームは時計回りに進行します。
    予めプレイするディール数(ゲーム数)を決めておきます。
    ゲームを始める前に心残りがないよう、よくシャッフルしておくことをお勧めします。


    カードの強さと点数

    以下の表の通りになります。


    ブロット

    手札に切り札のKとQがあれば、それを宣言することで20点獲得します


    ディール

    カードをドローして、最も低いカードを引いたプレイヤーが最初のディーラーになります。
    以降ディラーは時計回りに持ち回りで交代します。
    ドローの時のランクの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7になります。
    もし同じ強さのカードを引いたプレイヤーが複数いる場合は、ディーラーが決まるまでカードを引き直します。
    以降カードは一切シャッフルしません。
    ディーラーは、カードを集め右隣にカットしてもらった後、左隣のプレイヤーから時計回りにカードを配ります。
    まず各プレイヤーに3枚ずつ配り、その次に2枚ずつ、最後に3枚配ります。
    各プレイヤーの手札は8枚になります。
    切り札以外のカードの点数で、手札のカードの点数の合計が10点以下の時は、配り直しを請求することができます。このときディーラーは交代しません。

    ビッド

    ディラーの左隣のプレイヤーから時計回りにビッドを行います。
    ビッドは取れると思う点数を10点単位に宣言し、さらに切り札も宣言します。
    最低のビッドは80です。切り札による優劣はありません。
    ※ルール上明記されていませんが、1つのスートを宣言する記載から、ノートランプにすることはできないようです。
    例えば「80♠」、「100」というふうにビッドをします。
    また最も強いビッドは「カポ」になります。
    「カポ」は、ペアで全トリックを取るという宣言になります。
    「カポ」の宣言の時も切り札を宣言します。
    ビッドしたくない場合はパスをします。一度パスをしても再び自分のビッドをする番になった時に、ビッドをすることができます。
    直前のプレイヤーがビッドした場合は、それよりも高い数値のビッドを宣言するか、またはパスをします。
    相手チームのプレイヤーのビッドの後、自分のビッドの番になった時に「コントレ」の宣言をすることができます。
    この宣言は点数を2倍にするという宣言になります。
    相手チームプレイヤーの「コントレ」宣言の後、自分の番の時に、得点を4倍にする「シュールコントレ」の宣言をすることができます。
    「コントレ」、または「シュールコントレ」の後に通常のビッドがあった場合は、それまでの「コントレ」、または「シュールコントレ」は無効になります。
    その場合は再度通常のビッドの後に「コントレ」の宣言ができます。
    3人続けてパスをするとビッドは終了します。
    もし誰もビッドすることなく、全員パスした場合は配り直しになります。
    このときもシャッフルすることはできません。

    プレイ

    ディラーの左隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
    リードプレイヤーは手札から任意の1枚をプレイします。
    フォローの規則は以下の通りになります。
    ➢切り札がリードされた時
    1. 今までに場に出た切り札より強い切り札を持っている場合は、必ず出さなければなりません。強い切り札が複数ある場合、どれを出してもかまいません。
    2. 弱い切り札しかない場合、弱い切り札のうちいずれか1枚を出します。
    3. 切り札が1枚もない場合は、何を出してもかまいません。
    ➢切り札以外がリードされた時
    1. リードされたスートを持っている場合、リードされたスートを出さなければなりません。ただし強いカードを出す必要はありません。
    2. リードされたスートがない場合、パートナーが切り札以外で既に強いカードを出している時は、何をだしてもかまいません。
    3. リードされたスートがない場合、パートナーが切り札を出していて、切り札を出すときは、それより強い切り札があるときは、より強い切り札のうちいずれか1枚を出します。パートナーが出した切り札より弱い切り札しかない場合は、弱い切り札うちいずれか1枚を出します。切り札を出さない場合は、切り札以外なら何を出してもかまいません。
    4. リードされたスートがない場合、パートナーが弱いカードを出している場合、今出ている切り札より強い切り札があれば、より強い切り札のうちいずれか1枚を出します。弱い切り札しかない場合は、弱い切り札うちいずれか1枚を出します。切り札がなければ何を出してもかまいません。
    切り札が出ている場合は、切り札のうち一番強いカードを出したプレイヤーがトリックを取ります。切り札が1枚も出ていなければ、リードで出されたスートの内、一番強いカードを出したプレイヤーがトリックを取ります。
    トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
    最後のトリックに勝ったチームは、10点獲得します。
    ブロットの宣言
    手札に切り札のKとQを持っているプレイヤーは、プレイするときに以下の方法で「ブロット」の宣言することができます。
    1. 自分のプレイ時に、切り札のKまたはQのいずれか1枚を最初にプレイする際に「ブロット」と宣言する。出すときのルールは上記のフォローのルールを守らなくてはなりません。
    2. 自分のプレイ時に、残りの切り札のKまたはQの1枚をプレイする際に「ルブロット」と宣言する。出すときのルールは上記のフォローのルールを守らなくてはなりません。

    得点

    得点は以下の得点を合計します。
    • トリックで取ったカードの合計点(最高152点)
    • 最後のトリックを取った得点(10点)
    • ブロット(20点)
    上記の合計点がビッドした点数以上であれば成功、そうでない場合は失敗です。
    「ガボ」を宣言した場合は、全トリック取らなかったら失敗です。

    ビッドが成功した場合
    ビッドしたチームは取った得点の合計点+ビッドの点数
    を獲得します。
    例えばビッドで100を宣言し、実際の合計点が120点の場合は、100+120=220点になります。
    相手チームも取った得点分だけ得点を獲得します。
    「ガボ」を宣言して成功した場合は、500点獲得します。

    ➢ビッドが失敗した場合:
    ビッドしたチームは得点を獲得できません。
    相手チームは:
    160+ビッドチームの宣言した点+ブロットの得点(20点)
    を獲得します。
    ブロットはビッドチーム、相手チームがしたかにもかかわらず、相手チームが得点できます。
    ブロットがなかった場合は得点を獲得できません。
    「ガボ」宣言を失敗した場合は、相手チームが410点獲得します。
    ブロットの宣言があった場合は、それに加え20点獲得します。

    コンベンション

    パートナーのビッドの後で、最初のビッドをするときに、次のようなビッドをすることでパートナーに情報を伝えることができます。
    このコンベンションを使うかどうかは、ゲーム前に確認してください。
    ゲームに慣れていないうちは使わないことをお勧めします。
    1. 「80のビッド」:切り札のJか9のいずれか1枚を持っていて、他に切り札を1枚以上持っていることを示します。パートナーは切り札のJか9のいずれか1枚を持っているよきだけ90にビッドを上げることができます。もし切り札のJか9のいずれか1枚を持っていて、かつ切り札を1枚以上持っている場合は、それ以上ビッドで上げることができます。
    2. 「90のビッド」:切り札のJと9の両方を持っていて、他に切り札を1枚以上持っていることを示します。パートナーは点数のカードがあればその分上げることができます。
    3. 「100のビッド」:切り札のJと9の両方を持っていて、かつ切り札2枚とA1枚を持っていることを示します。または切り札のJと9の両方を持っていて、かつ切り札1枚とA2枚でもかまいません。パートナーは点数のカードがあればその分上げることができます。
    4. 「110」のビッド:切り札のJと9の両方を持っていて、かつ切り札2枚と他のスートのA2枚を持っていることを示します。パートナーは点数のカードがあればその分上げることができます。
    5. 「120のビッド」:手札に2つのスートしかなく、かつビッドした切り札のJと9の両方があることを示します。パートナーはビッドしたスート以外にAが3枚持っているときだけ10上げることができます。
    6. 130以上のビッド:「ガボ」ができるかもしれないが、確実ではないことを示します。

    ゲームの終了

    予め決めたディー数をプレイしたらゲームの終了です。
    得点が高いチームの勝利です。
    または予め点数を決めておいてもいいでしょう。通常は3000点以上ですが、好みで決めても良いです。


    シャッフルしないことがこんなに違和感を生むのかと、感じるゲームでした。
    シャッフルしないと手札が偏るのではないかと思ったのですが、実際に遊んでみるとそんなことはありませんでした。
    ゲーム自体は面白いので、機会があればまた遊んでみたいと思います。
    でもシャッフルできないので、フラストレーションがたまりそうです(笑)。

    参考サイト

    ウィキペディア(フランス語)
    Belote contrée en ligne
    Différence entre belote coinchée et belote contrée

    2017年12月23日土曜日

    トレス(TRÈS)

    トレスは2人用のトリックテイキングゲームです。
    通常のトランプよりジョーカー及び5を除きます。
    使うカードは全部で51枚になります。
    ゲームの終了は特に決められていません。ゲームを始める前にゲーム数など決めておくことをお勧めします。
    カードの強さは:
    A>K>>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
    です。
    このゲームではが常に切り札になります。
    またこのゲームでは、交互にリードプレイヤーを交代します。
    じゃんけんなど適当な方法で最初のディーラーを決めます。
    以降は1ゲームごとに交代します。
    このゲームでは、最初のディーラーにならなかったプレイヤーを「ファーストプレイヤー」、最初のディラーを「セカンドプレイヤー」と呼びます。
    ディラーはファーストプレイヤーに26枚セカンドプレイヤーに25枚配ります。

    プレイ

    ファーストプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
    切り札はです。
    リードプレイヤーは手札から任意の1枚をプレイします。
    セカンドプレイヤーは、ファーストプレイヤーが出したスートがあれば、必ずそのスートを出さなければなりません。
    出されたスートが1枚もない場合に限り、切り札を含め何を出してもかまいません。
    セカンドプレイヤーがプレイした後、ファーストプレイヤーはさらに手札から1枚プレイします。
    この時出せるカードは、セカンドプレイヤーが出した状態でどちらが勝っているかで決まります。
    セカンドプレイヤーが勝ってる場合
    ファーストプレイヤーはセカンドプレイヤーが出したスートをフォローしなければなりません。ない場合は、切り札を含め何を出してもかまいません。
    ファーストプレイヤーが勝ってる場合
    ファーストプレイヤーはどのスートを出してもかまいません。場に出されているスートをフォローする必要はありません。
    切り札をプレイしても問題ありません。

    得点

    得点は以下の通りです。
    • 1トリックにつき1点
    • トリックで取ったカードに2,3,4のいずれか1枚:2点
    • トリックで取ったカードに2,3,4のいずれか2枚:4点
    • トリックで取ったカードに2,3,4のいずれか3枚:8点
    • トリックで取ったカードに同じスートの2,3,4がある:16点
    • トリックで取ったカードに2,3,4の3枚があり、かつ3枚とも異なるスート:16点
    上記の得点の複数該当する場合は、最も得点が高い点数のみを採用します。
    例えばトリックで取ったカードに:
    2、♣2、2があれば16点
    2、3、4があれば16点
    2、3、4の場合は8点
    になります。

    ゲームの終了

    ゲームの終了については、特に決められていません。
    ゲームを始める前にゲーム数など決めておくことをお勧めします。

    初期で配られる手札運以外はほとんど運の要素はありません。
    自分が持っていないカードは、相手が持っていることになります。
    お互いの手札はほとんど公開情報になります。
    手札がかなり多いため、どれを出すか迷いそうですが、出し方を間違えると一方的な展開になりそうです。
    手札の多さと運の要素が低いゲームですので、初めてトリックテイキングゲームを遊ぶ方向けとは言えません。
    ある程度トリックテイキングゲームになれた中級者以上向けのゲームだと思います。

    参考サイト